新築住宅を建築中ですが隣の家から日当たりが悪くなったとクレームをつけられて困っています。|新築日当たり苦情解決

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今までリビングにサンサンと太陽の光が降り注いでいたのに、
南側に家が出来て明るかったリビングが暗くなってしまった。

日本の住宅事情


その暗いリビングに太陽の明りを入れようと
色々さがしてスカイライトチューブにたどりつかれる方が
いらっしゃると思えば


家を新築するお隣に対してクレームを言うという方も
いらっしゃるようです。


国土の狭い日本において
日当たりの問題は、複雑で深刻ですね。


逆に、家を建てる方が、困っているというご相談も多いようですね。

 

弁護士さんに相談されてる事例も多く見られます。


最終的には、法的には問題ないので、建てても何ら問題は
ないということですが、
感情を持った人間同士の、これから長いおつきあいですから
なかなかむつかしいことも起るようですね。


出来上がってから人間関係が悪くなって、せっかくの新しい家での
住み心地、いや、居心地が悪くなっては元も子もありません。


不動産会社や建築会社の方も、こんな状況に遭遇されて
困惑された経験を持つ方も多いのではないでしょうか。



たとえば、こんなご相談が紹介されていました。



【ここからご相談】


こんにちは。現在、南側道路に面した敷地に住宅を建築しています。
隣家との距離も50cm以上離していますし、
用途地域も第1種中高層住専で法規的にもなんら問題のない家を建ててます。

新築しようと思ったら


もちろん確認申請もおりています。
最近、上棟したのですが、その後、西側の隣家から日当たりが悪くなったと言われ、
苦情を言われています。


また隣家はご自身の住宅を建築する際に、
業者の方から、隣の家(その方の西側)の日当たりに配慮して
建物をセットバックして建てた方が良いですよと言われ、そうしたと。
そしてお宅の業者はそういったことへの配慮はなされてないんですねと嫌味を言われました。


私たちの家は、南側の道路に面して、西の角を道路から1m程度下げ、
東側に駐車スペースを設けたL型になっています。
隣の家は南側全面を駐車スペースとしています。


駐車スペースを全面にとっているのだから、配慮しなくても、
自ずと道路から5m少しはセットバックすることのなると思うのですが。


現在、建築会社さんも隣家とやりとりをしてくださってますが、
納得はしてもらえないようで、それどころか、私の家の西面の壁を
少しでも明るく白にしてくれなどの要求をしてきています。


そればかりか、近所の町内会の会長さんにもグチをこぼし、
その会長さんからも、


「この土地に後から入ってきて、近所のことも考えずに、好き放題して何を考えているのか。」とか、

「ずっとそこに住む気なの?」などと文句を言われているような状況です。


そこまで言われる筋合いはないと思いますし、
ある意味、関係ない方にまでそんなことを言われて、
こちらとしては、最初に計画していた家より少し小さくして建てているのに、
そこまで言われて本当に困っています。



会長さんもかなり度が過ぎ、近所に悪口をいいふらしたりと、
まだ入居もしていないのに、いじめにあっているような気持ちです。
著しく名誉を傷つけられているようにも感じます。


おまけに建築会社にまでその会長が電話してクレームをつける始末です。
建築会社さんも対応には苦労しながら、しっかり対応をしてくれています。
近々、お隣と私たち、建築会社さんで話し合いをしますが、
その話し合いの場に町会長までもが出席させろと言ってきています。



どのように対処すれば良いのでしょうか?
ノイローゼになりそうです。因みにその地域に建築協定はありません。
南側道路を挟んだ向かいには団地が建っているような場所です。



【ここまで】

日当たりの問題は「理屈」じゃなく、「感情」が絡むから大変ですよね。
やっぱり人間の根本的な太陽の光を求める強い欲求があるんですね。
人間も生き物だなーと感じますね。





【そして、回答です】


お気持ちはお察し致します。

法律論からしますと,建築基準法の範囲内であれば,通常は自由に家を建てられます。
ただ,日影規制が適用されると仮定した場合に,日影規制に反する程度の日影があれば,
民事上受忍限度を超え,損害賠償義務が生じる場合があります。
しかし,ご相談内容からすると,おそらく特に法的に日影の問題があるとは思えません。



また,いわゆる村八分にさらされた場合,
村八分をした側が民事上違法となります。
嫌がらせについては,できる限り客観的な証拠(録音,写真等)を残すことをお勧めします。


基本的に相手の要求に応じる義務はこちらにはありません。
あちらは,村八分にするぞ,というのをちらつかせて
要求をのませようとしているだけだとも考えられます。



ただそうはいっても,今後の隣人関係もあります。
もう,ご近所と関わりなく生活していくと割り切ってしまえばそれで済みますが,
法律的な帰結をきちんと説明した上で,こちらがした近隣への配慮を説明し,
こちらが負担なく応じられる範囲では要求に応じ,
それ以上はきっぱりと断った方がよろしいかと思います。


法的根拠のない要求に応じ続けるときりがないと思います。
円満解決が困難であれば,少なくとも不当な要求には応じるべきではありません。



この問題の解決は一つだけではないと思いますので,
他の弁護士の回答も参考にしていただければと思います。


(弁護士ドットコムさんより引用させていただきました。)

【ここまで】



もしかすると、こような問題もスカイライトチューブで
解決できる案件なのかもしれません。

スカチューで解決


先日ご相談いただいた分譲地に建築されたお客様のお話しを思い出しました。



「周辺の状況が変わって、日当たりが悪くなるリスク
あることは、土地を売る前や建築する前に伝えておいてほしい
対処の方法として、「スカイライトチューブ」や「ひまわり」のような
採光方法があるということを、採用するしないにかかわらず
教えておいてほしかった。」

と話してくださったことがありました。



まさに転ばぬ先の杖。


住宅関連の仕事をされている方は
是非、「スカイライトチューブ」や「ひまわり」についての知識を持っておかれることを
自社とお客様を守るためにもおすすめします。

 

日当たりの問題を解決したい方はこちら